【損益分岐点を検証】Kindle Unlimitedは入るべき?月額980円で「確実に元が取れる人」と「やめたほうがいい人」の決定的な違い

コミックス

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「Kindle Unlimited、月額980円って微妙に高くない?」

「読み放題と言っても、どうせ読みたい本は対象外なんでしょ?」

Amazonが提供する電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」。

「200万冊以上が読み放題」という圧倒的なキャッチコピーに惹かれつつも、毎月980円を払い続ける価値が本当にあるのか、加入を迷っている方も多いのではないでしょうか。音楽や動画のサブスクと違い、本は「読む時間」が必要なため、「契約したけど全然使わなかった」という失敗が起きやすいジャンルでもあります。

しかし、結論から申し上げます。ある特定の読書スタイルを持つ人にとって、Kindle Unlimitedは「入らないと損」と言えるほど異常なコスパを誇るサービスです。逆に、スタイルに合わない人は初月で解約することになるでしょう。

この記事では、Kindle Unlimitedを3年以上使い続けている筆者が、サービスの実態をシビアに分析。「元が取れる人」と「損する人」の境界線を明確にし、あなたが加入すべきかどうかを判断するための材料をすべて提示します。

Kindle Unlimitedとは?サービスの基本スペックをおさらい

判断を下す前に、まずはKindle Unlimitedがどのようなサービスなのか、その基本スペックを正しく理解しておきましょう。特に間違いやすい「Prime Reading」との違いは重要です。

月額980円で200万冊以上が読み放題

Kindle Unlimitedは、月額980円(税込)で対象の電子書籍が読み放題になるサービスです。

対象ジャンルは、小説、ビジネス書、実用書、コミック、雑誌、洋書など多岐にわたります。専用のKindle端末(電子書籍リーダー)を持っていなくても、手持ちのスマートフォン(iPhone/Android)、タブレット、パソコンに無料アプリを入れればすぐに読むことができます。

「Prime Reading」とは何が違う?

よくある質問が「Amazonプライム会員特典のPrime Readingと何が違うの?」という点です。最大の違いは「対象作品数」です。

  • Prime Reading(プライム特典): 対象は約1,000冊〜。あくまで「おまけ」レベル。
  • Kindle Unlimited(月額980円): 対象は200万冊以上。「図書館」レベル。

Prime Readingは「暇つぶしに何か読む」程度ですが、Kindle Unlimitedは「読みたいジャンルを掘り下げる」「情報収集をする」といった本格的な利用に耐えうるラインナップとなっています。

月額980円の元は取れる?損得のボーダーライン

では、最も気になる「コスパ」について検証します。月額980円の元を取るには、毎月どれくらい読めば良いのでしょうか。

ビジネス書・実用書なら「月1冊」で黒字

ビジネス書や実用書の単行本は、だいたい1冊1,500円〜2,000円程度します。

つまり、月に1冊でも読めば、その時点で月額料金の元は取れてしまいます。月に2冊読めば、本来3,000円〜4,000円かかっていた書籍代が980円で済むわけですから、投資対効果は200%以上です。

雑誌なら「月2冊」で元が取れる

週刊誌やファッション誌、ガジェット誌などは、1冊500円〜800円程度が相場です。

これも、月に2冊読めば元が取れます。「毎週『週刊文春』や『SPA!』を読む」「毎月ファッション誌をパラパラ見る」という習慣がある人なら、Kindle Unlimitedに切り替えるだけで節約になります。

雑誌読み放題サービスの「dマガジン」や「楽天マガジン」は月額400円〜500円程度と安いですが、Kindle Unlimitedは「雑誌+書籍+漫画」が全て読めるため、プラス数百円で書籍も読めると考えれば割高感はありません。

Kindle Unlimitedに「入るべき人(得する人)」5選

金額的な計算だけでなく、読書スタイルや目的によって向き不向きがあります。以下の5つの特徴に当てはまる人は、間違いなく満足できる「勝ち組」ユーザーです。

1. 「広く浅く」多ジャンルの情報を浴びたい人

Kindle Unlimitedの最大の強みは、「つまみ食い」ができることです。

「ちょっと気になるけど、1,500円出して買うほどではないかな…」という本を、目次だけチェックしたり、必要な章だけ読んだりして、すぐに次の本へ行く。こういった「多読・速読」スタイルには最強のツールです。

本を買うたびに「失敗したくない」と悩む時間からも解放されます。

2. ビジネス書や実用書でスキルアップしたい人

ラインナップの中で特に充実しているのが「ビジネス・経済」「IT・PC」「趣味・実用」のジャンルです。

「Excelの時短テクニック」「Webライティングの基礎」「投資の始め方」「キャンプ入門」など、何か新しいスキルや趣味を始めたい時に、入門書を3〜4冊ダウンロードして一気に知識をインプットする使い方が非常に効果的です。

3. 過去のベストセラーを読み逃している人

Kindle Unlimitedには、発売直後の新刊はあまり入ってきませんが、発売から少し時間が経ったベストセラー本は大量に含まれています。

「ハリー・ポッター」シリーズや、「夢をかなえるゾウ」「7つの習慣(マンガ版)」など、誰もが知っている名著が読み放題対象になっていることが多いです。「いつか読もうと思っていたあの本」を消化するのに最適です。

4. アダルト・グラビアも楽しみたい人

あまり大声では言われませんが、Kindle Unlimitedは男性向けの成人向け雑誌や写真集のラインナップも非常に豊富です。

履歴を残さずにスマホで手軽に読めるため、このジャンルを目当てに加入し続けているユーザーも少なくありません。

5. 英語学習(多読)をしたい人

洋書(English books)のラインナップも100万冊以上あります。

自分のレベルに合った簡単な洋書(児童書やグレーデッド・リーダー)を大量に読む「多読学習」をする際、紙の本で揃えると高額になりますが、Unlimitedなら読み放題です。英語学習者にとっては最高の教材庫となります。

Kindle Unlimitedを「やめたほうがいい人(損する人)」3選

一方で、以下のような期待を持って加入すると、「読みたい本がない!」と失望することになります。

1. 特定の漫画の「全巻読破」が目的の人

ここが最大の落とし穴です。「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」のような超人気漫画の全巻が読み放題になることは、まずありません。

Kindle Unlimitedの漫画ラインナップの傾向は以下の通りです。

  • 最初の1巻〜3巻だけ読み放題(続きは買ってね、という試供品扱い)
  • 昔の懐かしい漫画は全巻読み放題(80年代〜90年代作品など)
  • インディーズ漫画や広告漫画は全巻読み放題

「最新の人気漫画を全巻タダで読みたい」と思っている人は、Kindle Unlimitedではなく、漫画専門のアプリや購入を選んだほうが賢明です。

2. 小説や文芸書の「最新刊」を読みたい人

好きな作家の最新作が出た瞬間に読みたい、という場合もUnlimitedは不向きです。

新刊が読み放題の対象になるまでには、通常1年〜数年以上のタイムラグがあります(※作家や出版社の方針によります)。新刊書店のように使うサービスではありません。

3. 本をコレクション(所有)したい人

Kindle Unlimitedはあくまで「図書館」のようなレンタルサービスです。

同時に手元にダウンロードして保存しておけるのは「20冊まで」という制限があります。21冊目を読むには、手元の本の利用を終了(返却)しなければなりません。

「読んだ本はずっと手元に残しておきたい」「積読しておきたい」というコレクター気質の人にはストレスになるでしょう。

知られざる「検索読み」という最強の活用法

ここまで読んで「自分には合うかも」と思った方に、私が実践しているKindle Unlimitedの最強の活用法を伝授します。それは、Google検索の代わりにKindleを使う「検索読み」です。

例えば、「副業ブログの始め方」を知りたいとします。

  • Google検索: 企業のSEO記事や、広告だらけの薄い情報が出てきがち。
  • Kindle Unlimited: 著者が体系的にまとめた書籍(ノウハウ本)が何冊も出てくる。

読み放題なので、検索キーワードに関連する本を片っ端から開き、知りたい情報が載っているページだけを読んで、情報は十分だと思ったらすぐに閉じる。

この使い方は、ネット検索よりも「深く、濃く、体系的な」情報を、短時間で収集することができます。この「情報収集ツール」としての価値だけで、月額980円は安すぎると感じています。

結論:まずは30日間の無料体験で「宝探し」をしてみよう

Kindle Unlimitedに入るべきかどうかの結論は、以下の通りです。

  • 入るべき: ビジネス書・実用書を月1冊以上読む人、雑誌を読む人、つまみ食い読書がしたい人。
  • やめるべき: 特定の新作漫画・小説だけを読みたい人。

とはいえ、ラインナップの中に「今のあなたが読みたい本」があるかどうかは、検索してみないと分かりません。

Kindle Unlimitedには「30日間の無料体験」が必ず用意されています。まずは登録してみて、自分の興味のあるキーワードで検索をかけてみてください。

「あ、この本も対象なの?」「昔読みたかった本がある!」という発見が3冊以上あれば、その時点で加入する価値は確定です。もし読みたい本がなければ、30日以内に解約ボタンを押せば料金は一切かかりません。

あなたのスマホを「持ち歩ける巨大図書館」に変えて、インプットの質を劇的に変えてみてはいかがでしょうか。

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